誰にも言えない悩み

誰にも言えない悩みを抱えていると、
自分だけが取り残されているような気持ちになることがあります。
笑顔で過ごしていても、心の奥ではずっと重たい何かを抱えたまま。
それを言葉にできない自分を、責めてしまう日もあるかもしれません。

でも、言えない悩みがあるのは、弱いからではありません。
傷つくことを知っているから。
誰かを大切にしているから。
そして、必死に生きているからです。

無理に打ち明けなくていい。
すぐに答えを出さなくてもいい。
まずは、自分だけはその気持ちを否定しないであげてください。
「こんなふうに感じているんだね」と、
そっと心に寄り添ってあげるだけでいいのです。

悩みを抱えたあなたも、
迷っているあなたも、
そのままで価値があります。
言葉にできない時間も、人生の大切な一部。

いつか話せる日が来なくても大丈夫。
あなたは、ちゃんとここまで生きてきました。
その事実だけで、もう十分なのです。

庄野晴美